レ・ミゼラブル 少女コゼット #52【最終回】 銀の燭台

あれから一年。学校は軌道に乗り、クールフェラックの住んでいたアパートでの弁護士ライフも順調のところ、届いた手紙からジャン・ヴァルジャンの元へ行くコゼット&マリウス。波乱万丈の生涯、メインエピソードが最終回になってようやく語られましたね。ミリエル司教(大塚周夫)との出会い〜人のために尽くすようになるまで。「目の前で困ってる人を助けるのに理由など要りません」は司教様の言葉だったのね。ラストにはコゼットの娘(松元環季は幼コゼットだな)も登場。ところで、姉とその子供達はどうなったんだ?

総評

「レ・ミゼ」は文学。古典のアニメ化で全52話とボリュームもヘビー。コゼットをメインにしたので、ジャン・ヴァルジャン波乱の人生が本筋なのに銀の燭台エピソードが最終回まで語られなかったりする。長編なので話に山谷があるが、公園の散歩が日課になっていた辺りと、革命バリケード編はややダレ気味。序盤は重くて、虐待テナルディエ一家もだがファンティーヌの行動が空回りで頭悪いのは腹が立った。全編通じて、ジャヴェール:松山タカシの熱演は素晴らしかったと思います。