D.C.II〜ダ・カーポII〜 #13【最終回】 桜笑み君想う

障害となるのが表に登場しない理事会なのでどうもしっくりこなかったが、美夏編完結。淡々と過ぎる残り三日の学生生活からラストは美夏の卒業式。「ロボットと人間の架け橋になりたい」という美夏の願いを叶えたのは桜の魔法ではなく小恋の草の根運動だ。でも、学校やめてどうするの? 義之は出演者なのに、ぶっつけでライブって無茶だ。ホントにさくら学園長は大したことしてくれなかった。どうでも良いけど最終回なのに、サブタイがななかのキャラソン名じゃん! 結局、小恋問題も放置状態で、朝倉姉妹にもスポットが当たらなかったなー。

総評

前作から53年後という未来設定が全く活かされず科学は現代レベル。枯れない桜や魔法は重要な要素ではない。初回に小恋とのカップル成立というのがこの手の作品では珍しいけど、内容的にはヌルい青春謳歌。ところが途中からは美夏編でラストは美夏の卒業式って、完全にヒロインを食った。小恋問題も放置で、朝倉姉妹にもスポットが当たらなかったなー。さくらさんのお守りはちっとも効果が無いし、学園長としてもたいしたことはしてくれなかった。