『メダリスト』(原作マンガ)の舞台探訪(聖地巡礼)に行ってきました。場所は、物語のメイン舞台である大須(名古屋市中区)のほか、名古屋市港区などの名古屋市内各所と愛知県長久手市、京都府宇治市など。名古屋在住時に、普段からよく行ったり足を伸ばしてすぐの場所を撮り貯めていたものをまとめました。舞台モデル以外でも、作中に登場するFSC名(ルクス東山、名港ウィンド、グラビティ桜通、名城クラウンなど)に名古屋市営地下鉄路線と同じ名前が見られたり、名古屋民が歓喜する要素も多いです。なお、ウチは関西実家なので京都遠征は容易なのですが、福井、諏訪、新潟、青森も行ってみたい。海外はムリゲー
大会で勝った子にもそうでなかった子にも見守ってサポートしている家族やコーチとのドラマがあり、選手サイドとコーチサイドの両面から描かれるフィギュアスケートの世界、母親や周りからは何もできないと思われていた持たざる少女が、レッスンを受け初めるのが他の子とは年単位で遅れるハンデを負いながらも、新米コーチとタッグを組んでめきめき成長し、ラスボスの天才少女と呼ばれる最強女王と元金メダリストコーチ組に戦いを挑んでいくバディ物語がめちゃめちゃ熱いので、アニメから入った人にも原作マンガを読んで泣いてほしい。ムキムキ
(※アニメ化されるので、差別化のため、あえて「原作マンガ」と付けました。アニメの聖地巡礼レポートではないので、ご了承ください。あと、台詞は消していますが、ネタバレする可能性があります。)
【関連サイト】
・名古屋スポーツセンター(大須スケートリンク)
・大須観音 公式ホームページ(北野山真福寺寶生院)
・邦和みなと スポーツ&カルチャー
・裏門前公園(名古屋市公園探訪)
・木下アカデミー京都アイスアリーナ
・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
・国立代々木競技場第一体育館
score1、フィギュアスケートの現状説明で登場する国立代々木競技場第一体育館。JR原宿駅から徒歩10分ほど。撮影は、かなり広角が欲しいです。
・名古屋スポーツセンター(大須スケートリンク)
score1「氷上の天才」、score3「たい焼きとケーキ」、short program1「いのりと小鳥」、score24「よくある飛躍」、score25「熱血」ほか。score1の物語冒頭の いのりさんと司先生との出会いシーンから登場する名古屋スポーツセンター(大須スケートリンク)。いのりが所属することになるルクス東山FSCのホームモデルなので、頻繁に描かれます。最寄り駅は名古屋市営地下鉄 鶴舞線 大須観音駅。徒歩5~10分。後述する大須観音や裏門前公園も徒歩圏内なので、レッスン終了後に訪れたり、半ばセットで登場することもある印象もあります。
作者のペンネームの由来なのかも知れませんが、鶴舞(つるまい)線、鶴舞(つるま)公園など、「ツルマイ」と「ツルマ」の読みが混在しているので、誤読すると地元民からツッコミを受けます(※経験談)。
・大須観音(北野山真福寺寶生院)
score1、司先生とのお悩み相談シーンは大正琴の碑前。score7「1級バッジテスト」、絵馬ちゃんと出会うのもこの境内です。ミミズがいるのかは不明。外国人参拝者も多く見られ、日中はたいへん混雑するので撮影困難です。また、鳩の使いではないですがリアルに鳩が多いため、負けないようにご注意ください。
・名古屋市営地下鉄 名港線 港区市役所駅
score2「初級バッジテスト」、邦和スポーツ&カルチャーの最寄り駅である名古屋市営地下鉄 名港線 港区市役所駅。乗り場にはホームドアが付いているので、あまり一致しません。環状線な名古屋市営地下鉄 名城線(名城線も名港線も紫色車両です)とは、途中の金山駅から分岐や合流するので、やや初見殺しです。刀剣ファン御用達の熱田神宮へは名城線をご利用ください。
・邦和みなと スポーツ&カルチャー
score2、short program3「初戦の夜」、score10、score15、score16「選手宣誓」、score22「狼煙」、バッジテストや名港杯などで、多く登場する邦和スポーツ&カルチャー。狼嵜光らが所属する名港ウィンドFSCのホームモデル。複合スポーツ施設なので、スケートリンク以外にも、様々なスポーツ用建屋施設や屋外グランドなどがあります。港区市役所駅から徒歩5分ほど。対面にある駐車場や前の路肩に送迎車がよく行き来します。「邦和」という名前でわかる方もおられるかと思いますが、東邦ガスグループの系列です。
・邦和みなと スポーツ&カルチャー 通路
score2、score15、いのりがスマホ破壊する夜鷹純と遭遇する総合受付や自販機のある通路。(演出上)夜鷹純はタバコ吸っていましたが、実は禁煙エリアです。見栄えの良い感じにアレンジされている印象です。いのりが扉バーを掴んでいた正面側ではなく、サイドの自動ドアが施設入口です。
※施設の柱などに、禁煙マークの張り紙がバッチリ掲示されています。
・邦和みなと スポーツ&カルチャー スケートリンク場
score2、score4「名港杯 初級女子FS編①」、score6「名港杯 ノービスB女子FS編」、short program3、score10、score11、score15、score16、score19「女王のジャンプ」、score22、1Fの中ほどがリンク利用者受付と通路、スケートリンク見学は手前の階段を上がった2Fの観覧席から受付なしで可能です。
・邦和みなと スポーツ&カルチャー 中庭
score2、いのりが狼嵜光と運命の邂逅をする中庭(理凰とも会うけど)。鬱蒼と茂っているので樹木越しの建物は撮り辛いです。こじんまりとした面持ちですが、庭内には遊歩道があってそこそこ人が通るので、すれ違う時は会釈や挨拶などをしましょう。
・裏門前公園
score3、score12「夜に吠える」、score36「目指す資格」など。たい焼き、名港杯出場、いのりの光ライバル視を司先生が知ったり、2A路面練習、と定期的に登場する公園。ベンチの位置、角度、背景の建物などが微妙に合わなかったりするのはご愛敬。日中(特に休日)は混雑することもあるので、ご注意ください。実は、大須観音駅よりも上前津駅の方が近いです。大須商店街(ゲーマーズ大須店やG-stare名古屋店など)に通うついでに何度か行く機会があって、夜カットなどはその成果です。大須商店街にたい焼き屋は数店あるのですが、馴染みのあった鳴門鯛焼本舗をチョイス。地名:裏門前町(うらもんぜんちょう)にあるので、「ウラモンマエ」公園ではなく「ウラモンゼン」公園。
※裏門前公園は、名古屋ご当地作品の『うさぎドロップ』や『八十亀ちゃんかんさつにっき』にも登場しますが、海賊ブランコは残念ながら現存しません。たぶん老朽化による更新とかなのでしょうけど、寂しいですね。
・2Aジャンプ練習する いのりさんの後ろに見えているのが、海賊ブランコです。
【参考 探訪レポート】
・うさぎドロップ 舞台探訪(聖地巡礼)【聖地巡礼特集】
・八十亀ちゃん かんさつにっき 3さつめ 聖地巡礼 @名古屋
・木下アカデミー京都アイスアリーナ
score7、蓮華茶FSCのホームモデル。高台にあって見晴らしが良いので、いのりが練習していた駐車場~駐輪場までもかなり広い印象です。JR宇治駅から徒歩20~30分。司先生は駅と往復で走っていましたが、かなり大変ですよ。
・京都府立山城総合運動公園 (太陽が丘) 前 通り
score7、司先生の全力ダッシュシーン。京都アイスアリーナの車道を挟んだ向かい側にある公園前 バス停あたり。
・JR木津駅
score7、荷物(忘れ物預かり)があるのはJR宇治駅から10駅先という会話から類推すると、おそらくJR木津駅がモデルだと思われるのですが、一致度は低い。
・JR京都駅
score10「西の強豪 後編」、京都からの帰り新幹線に乗るシーンの京都駅北口 タクシー乗り場。車両も乗降人も多くて撮り辛いです。ビジュアル上で不要と判断されたのか京都タワーがオミットされています。
・新幹線車両内
score10、京都駅から名古屋駅までは新幹線のぞみ号で約45分なのですが、トラブルや滑走演技を見守っていた いのり母が、この短時間で眠ってしまうくらいに心身が疲れていたことが伺えます。対して、いのり&司先生はまだ余韻・余熱で昂っている。
・JR宇治駅
score10、蓮華茶FSCのホームモデルである木下アカデミー京都アイスアリーナの最寄り駅であるJR宇治駅。司先生と蛇崩先生がそばのベンチで会話していましたが、隣の茶壷型郵便ポストが目につきますね。某吹奏楽アニメにも登場するので、訪れたことがある人も多いかも。そして、次の曲がはじまるのです。
・港北公園
score11「夜が嫌い」、邦和みなと スポーツ&カルチャーの裏手にあるショッピングモール(ららぽーと 名古屋みなとアクルス)横の公園。光のことで、理凰が夜鷹純に噛みついて、軽くあしらわれたシーン。公園(ベンチ等)の利用者はそこそこいます。
・コメダ珈琲 大須スケートリンク店
score11、司先生が鴗鳥慎一郎と初対面するコメダ珈琲 大須スケートリンク店。名古屋スポーツセンターの1F(スケートリンク受付入口は2F)にあり、リンク直営店でスケートリンク利用者には割引サービス(チケット提示で10%OFF)が受けられます。また、店内にはトップスケーターたちの写真が掲示されているので必見です。
・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
score23「強化練習」、夜に貸し切り強化練習に来る長久手のスケートリンクのある公園。いのりは、まいんの尾行を受けたりします。リニモ(愛知高速交通東部丘陵線)の愛・地球博記念公園駅が最寄りですが、ジブリパーク開園等で再整備されたためか現在の駅前風景は少し変化している感じです。
・愛・地球博記念公園 アイススケート場(モリコロパーク アイススケート場)
score23、愛・地球博記念公園 アイススケート場(モリコロパーク アイススケート場)は上階から階段で降りたところに受付があります。もう一段高い場所にあるリニモ駅から歩いていく場合は、ずっと下に降りていくイメージですね。
・おまけ【※アニメ版の背景】
PVで紹介されている場面カットです。概ね、原作マンガに忠実ですが、サイズ・位置などはアレンジしている感じですね(名古屋スポーツセンターや大須観音などがわかりやすい)。