『Kanon』(第23話)

オリジナル真琴さん(飯塚雅弓)の介抱を受ける祐一。狐イラスト便箋、鍵の鈴に冷蔵庫の肉まんなどの小道具が狐・真琴と被る。「俺は昔のままです」「何もしてやれなかった。約束してたのに、同じことを繰り返しているだけだ」一人悩む祐一に対し、「人間も悩んだり苦しんだりして強く優しくなれるんじゃない」と、すごい心強い味方。Last regrets〜二人の学校にて、待つ祐一のところに現れるあゆ。お別れを言いに来た/忘れ物を届けに来たで、どう考えても苦い結果しかない状況は辛い。最後の願い「ボクのこと忘れてください」、「俺がお前のことを忘れられるわけないだろ」。相手を気遣う思いは残酷なこともある。「祐一君、ボクの体まだ暖かいかな」「当たり前だろ」「良かった」で、消えるあゆ。結局、何者だったんだ? 眼前で何人も消えられたらへこむわなー。香里に励まされて復活した名雪が、ベンチの祐一を迎えに来る。「これでお相子だよ」「がんばろう祐一、ファイトだよ」。自分を放ってった相手なのに優しい。やはり北川には荷が重すぎたな。