病院に向かう途中に車窓から見える潰れたケーキの事故現場が生々しい。昏睡状態の秋子さん、重苦しい待合室。「私のせいだ・・・」と自室に引き篭もり名雪。食事にも手を付けず、暗い部屋の隅で膝を抱える。「祐一、奇跡って起こせる？」。こんな時こいつが居てくれたらと、あゆの鞄＆真琴の鈴、後ろ向きアイテムに目を落とし、無いものねだり。七年前の雪兎のことを名雪に謝まったが、何故泣いていたのか〜怪我人に何もしてやれない状況があったこと→七年前のあゆとの別れを芋づる式に思い出した祐一。「俺、思い出したんだ。あゆは、あゆは・・・名雪を頼む」って、北川に丸投げかよっ！ 大木から転落したあゆと、渡せなかったカチューシャ。伐採されたのは、この事故のためかな。では、この前まで会ってたあゆは何者？ 夜の吹雪の山中、うつ伏せに倒れる祐一の危機に現れる真琴。僕もう疲れたよ、にはまだ早い。
