桃華月憚(第25,26話) 【最終回】

#25:「プロジェクトX」形式で語られる上津未原の過去から現在まで。何故か司会がブルマ章子&春彦だが春が負けたらどうなってたのやら。イメージ映像テロと黒い目線が妙です。桃香は杏奈(寧々の妹)が作ったらしい。ナレーションのつっこみが入った・・・番組開始以来、初めてのことだった・・・。線画は画伯のもの? ネットの噂によると放送中止になったのは桃花いじめ回想らしい。エレジアコ(伊:elegiaco「悲しげに」)、コン・スピリート(伊:con spirito「精神をこめて」)。
#26:桃香は杏奈が合成、胡蝶は三人官女に憑依、桃花は由美子の小説から誕生。メインが思いっきり人外だなー。桃花は最初から食ってばっかだ。章子→真琴→桃花→桃香で一目ぼれ連鎖。桃香と桃花、月下の邂逅シーンは神秘的に仕上がっていたと思う。「私には時間がありません」、ゼーレみたいなこと言う桃花。ラストの原画:喜多村英梨って・・・。アマービレ(伊:amabile「愛らしく」)。物語の最初な最終回でした。

総評

情緒たっぷり和風幻想絵巻。いきなり最終回、物語逆再生は意味不明でチャクラに入ってましたが、世界観や桃香/桃花などキャラが分かるようになってくると俄然面白くなった。個人的には『ヤミ帽』も懐かしかったです。ただ、初回の内容が完全に記憶から飛んでるので、物語ラストがどうなったのやら・・・。際どいアングルとかサービスシーンもやたら多かった。「味っ子」、「徹子の部屋」、「プロジェクトX」のパロディや全編モノクロ、舞台芝居なども凝っていたし結構世界に溶け込んでいたように思う(放送中止も演出かと思えるくらい)。ブリルランテです。