『奏光のストレイン』(第13話)【最終回】

仲間の機体パーツとフューエルを分けてもらい再出撃セーラ。勿体つけてないで早く行け! 「全部終わったら〜」は死亡フラグだが、「死んでも生きていろ、わかったな根性女」「はい、女王様」と愛称(?)で呼び合うロッティ/セーラの触れ合いは良い関係ですね。緩急アクセントにもなる。亜光速最終決戦にて、「エミリィ、来い!」「私はセーラといたい」と、負け犬ラルフ。エミリィの仲間を殺した人間を殺す、全てを薙ぎ払うというのは贖罪だけど、エミリィの希望と異なり自己満足なんだよなー。「私は、私の決めたことを果たします」と最後の斬り合い兄妹。「上達したな」は回想の別れでセーラに言った台詞。千切れるラルフのオルゴールペンダント、ダンスの様に組み合うストレインも含め1話と対になるシーンが多かった。EDの砂浜に繋がるシーンもキレイだし、迎えに来る仲間達もあって、中々良い最終回でした。
死亡率激高。全体的に暗いハード路線だがキャラのお陰で救われた部分も多い。恋あり友情あり虐めあり、兄を追うセーラの物語としては上手くまとめたが、人類二大勢力戦争部分が投げっぱなしになった感もある。異星人と光速絡みの超展開で置いてけぼりくらいそうになったが、戦闘/日常も良く出来ており概ね面白かった。全裸艦内三周事件、やはりラヴィニアがおいしいキャラだったなー。