坂道のアポロン #3「いつか王子様が -Someday My Prince Will Come-」

こいつがあの人に夢中になってくれれば、もう邪魔されることはないんだ…、最初は打算で協力する薫はいつもと立場が逆なんだけど、千太郎の家族と触れて、彼が好人物であることを認識したのもわかる。「ジャズを聞く人なら周りに居るけど、やってる人なんてはじめて」、薫→律子→千太郎→百合香という連鎖がモドかしいが、百合香も好感触で一見順調なのだが…。俺は一番大切な女の子を泣かせてしまった、「ウチもあがん人間に生まれてみたかったな…」、好きな人が振り向いてくれないのも辛いけど、思い人が傷つくことは望んでいないのだ。「俺が好きなのは君だよ」「君の事を大好きなやつがここに居るよってそれだけでも伝えたかったんだ」、それでもジャズは友情も恋愛も手助けしてくれる存在である描かれ方が良いです。