坂道のアポロン #9「ラブ・ミー・オア・リーヴ・ミー Love me or leave me」

「あいつは一緒じゃないの?」「一緒じゃなきゃいかん?」、自分から距離を置こうとする薫からすると、気持ちの変化に気付いた律子の行動は安定しないように見えるよな。「ウチ、大事なもんば、うっかり捨ててしもうて…」、毛糸と思いを掛けているのがわかるし、探し出したということは、つまり…。そして、このことは、百合香の思いを押すことになるのね。「淳兄。今日のセッション、おい、一生忘れんけんね!」「俺もだ…」、兄のように慕った相手との本気の演奏勝負は熱い。「君には自分の人生を大事に生きて欲しい」「きっとそんな風に言うと思っていたわ」、思いっきり別れ話なんだけど、土壇場で連れ出して欲しかった百合香の思い察した淳兄は良いところ持って行くわー。