『おとぎ銃士 赤ずきん』(第39話)【最終回】

五波(コナミ?)温泉旅行だよ。「不思議だよね。お互いの顔は見えないのに同じものが見えてるなんて」恥ずかしいセリフ禁止。街に戻り、「気をつけて」と声を掛けて三銃士らと別れる草太、言わずとも皆の帰郷に気付いてる。「ファンダヴェーレの人達はずっとエルデに居てはイケない」って、母さんは良いのか? このままは嫌だと泣きつくりんごが背中を押して、公園にて別れの挨拶。「何時かまた、僕達は会える。さよならは言う必要ないよ」と夕日に伸びる赤ずきん/草太の影が重なるのはキレイ。別の世界にて、違う空を同じように見上げる場面は温泉での会話との相乗効果で良いラストだった。

総評

現実&お伽噺世界を魔の手から救う話。昔話をモチーフにした設定は結構面白いのに、一般人や敵味方含めてキャラは総じて頭が悪く、些細な事で捕まったり逃がしたり窮地に陥ったりする。イマイチ盛り上がらない戦闘もバカ会話していたりで雑な印象。ジェドの使い方は明らかに失敗だろうし、ラスボス:サンドリヨン(マレーン)を解放/消滅せず、封印という先送り決着なのも不満。玩具やキャラCDを売ろうという変な色気が見えるのも嫌だった。話は下の上くらい。