妖狐×僕SS #12「二人になった日」【終】

手紙がキーアイテムな物語らしく、タイムカプセルを埋めよう。凜々蝶様は御狐神君に渡す手紙と自分への手紙を間違えたけど、手遅れです。「僕も自分のことが嫌い。だけど、変わろうと思えた。君が好きになってそんな勇気が持てた」、遊具の上に立っているのが精一杯の見得というか虚勢なんですよね。「君が自分のこと好きになれなくても僕は好き…」、珍しく本心を告白するけど、悪態を付きながらもピュアな凜々蝶と人畜無害な顔をしながら黒い御狐神君はワリと良いコンビ。そういえば、コーヒーでお茶会をする話はどうなったんだろう。