化物語 #10「なでこスネイク 其ノ貮」

人を呪わば、穴二つ。早い話、呪っていいのは呪い返しを受ける覚悟がある奴だけで、先生の漫画が読めるのはジャンプだけ。自分が撫子に取り付いた怪異は呪いにより齎された蛇切縄。生半可な知識で解呪を行ったせいで発動したのは皮肉な結果。「阿良々木君は放っといて良いものまでどうにかしようとする傾向があるよ…」、「助けるべき相手を間違えないでくれ、頼むから」、忍野にも神原にも言われたい放題で、「僕はあろうことか、君を呪った人間までも助けようとしてたのだから…」、その上、失敗して助けてもいない暦に撫子の感謝の言葉は痛い。