モノノ怪(第12話)【最終回】

車内に市川節子登場で、市長の汚職を追っていたこと〜事件の真相公開。編集長も市長一派だったという展開。原稿用紙に文字が書かれていく映像が新聞記者らしいが、燃えるとこまでこれで表現するとはすごいなー。森屋に突き落とされて、猫と同化したのか。編集長は分からんが、他の乗客は殺されなかったようで、後日憚で献花するのね。

総評

『怪 〜ayakashi〜』の「化猫」の続編。浮世絵調のビジュアルと襖や扉が閉まって画面が切り替わる演出は健在。2〜3話の短編構成で、表情豊かなキャラも登場して、そろぞれ趣がある。薬売りの解説や退魔アクションなど、ぐるぐる回る画面や雨粒、雪、香りが飛び回る表現も面白い。死人や妖怪相手でも平気だし、何が起こっても動じずマイペースな薬売りは探偵ではないのだけど、推理モノの様相もある。盛り上がりが何処にあるのか、結局どうなったのかは分かりにくかったりもしますが、私は面白かったです。