『RED GARDEN』(第22話)【最終回】

最終決戦。自己中エルヴェとは全く会話が噛み合わないが、エルヴェVSケイトら4人。結局、ルーラの相打ちの一撃とアンナ発症がトドメになったのね。ダメージ量なのか、消滅する基準がよくわからんなー。二冊の呪いの書が揃ってメアリーらは死を、ケイト達は再生を手に入れた。ドロルの死体は誰が処理するのか不明だが、光に包まれる学園〜アニムスの花園へ・・・レッドガーデンとはコレのことか。いつの間にか教室に入り込んでたリーズもラスト消滅しちゃうし、ちょっと不可解な部分はあるが、急ぎ足なりに何とかまとめた感じがする。

総評

取っ付きの悪い濃い絵柄と謎のミュージカル演出とかで損している部分があるが、細かい日常描写が丁寧でキャラが活きている良作です。家族や友人との会話は秀逸で、特にレイチェル(新谷良子)の口論シーンは圧巻。昼間/夜中で、だんだん4人の絆が深まって行く様も微笑ましい。銃など飛び道具を使わない超人身体能力での格闘戦も良い動きをしていました。中々展開しない地味な部分や刑事コンビやドロル親玉のあっけない最後など、ちょっと引っかかる所もあるものの、短縮されたかも知れないのにちゃんと決着を付けてくれたのは良かった。レイチェルの家族絡みが消化しきれてないのは不満。