第19回2011冬調査 @アニメ調査室(仮)

 アニメ調査室(仮)さんからお誘いコメントを頂いていた終了番組評価が何とかまとまったので、参加します。いつもギリギリになってすみません。今回はホントにカツカツだったので、総評のクオリティが低いです。私の評価対象作品は24/29本と、本数的には、まあ頑張っている方でしょう。
 『刀語』、『侵略!イカ娘』、『おとめ妖怪 ざくろ』、『それでも町は廻っている』、『探偵オペラ ミルキィホームズ』にA評価をつけていますが、何気に良作が多かったように思います。まあ、酷いのもありましたが…。あと、前作を見ていた二期が一つだけ放送圏外だったんだなーとか、まとめていて再確認することになって、少し寂しい。
アニメ調査室(仮)

2011冬調査(2010/10-12月期、終了アニメ、29作品)


01,刀語,A
02,屍鬼,B
03,海月姫,B
04,咎狗の血,E
05,アマガミSS,C
06,えむえむっ!,C
07,うちの3姉妹,f
08,侵略! イカ娘,A
09,ヨスガノソラ,D
10,アイアンマン,z
11,心霊探偵 八雲,E
12,ぬらりひょんの孫,D
13,伝説の勇者の伝説,E
14,おとめ妖怪 ざくろ,A
15,神のみぞ知るセカイ,B
16,薄桜鬼 碧血録 (2期),D
17,もっと To Loveる (2期),z
18,それでも町は廻っている,A
19,そらのおとしものf (2期),B
20,Fortune Arterial 赤い約束,C
21,ロビンくんと100人のお友達,f
22,百花繚乱 サムライガールズ,C
23,探偵オペラ ミルキィホームズ,A
24,荒川アンダー ザ ブリッジ×2 (2期),C
25,トランスフォーマー アニメイテッド,f
26,パンティ&ストッキングwithガーターベルト,C
27,俺の妹がこんなに可愛いわけがない (TV放送分),B
28,夢色パティシエールSP プロフェッショナル (2期),C
29,ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編,B


{総評、寸評など} (自由記入、引用する場合あり)


01,刀語,A
月一の変則放送体系でしたが、旅道中が体感できるペースで、毎回特殊な刀を持つ個性的な相手との勝負展開も熱い。七花&とがめの掛け合いや、変化していく関係も面白かったです。ちぇりお!

02,屍鬼,B
それぞれの登場人物のドラマを見せるのは上手いが、最初はキャラ多過ぎで、分かり難い。屍鬼に乗っ取られるそうだった人間が反抗し、終盤で狩る者と狩られる者が逆転する展開もすごかった。

03,海月姫,B
女装はだいたい読めましたが、月海と蔵之介と修の不思議な三角関係をはじめとして、キャラクターが魅力的に描かれた作品。ラストは拍子抜けでしたが、地上げの脅威とファッション界への進出が繋がる展開は面白かった。クラーラ

04,咎狗の血,E
絵と話とキャラ描写の全てにおいて、クオリティが極めて低い作品。ブラスターチャンプなのにアキラはあんまり強くなくて鬱憤が貯まる展開&最後は俺戦とか酷すぎる。

05,アマガミSS,C
ヒロイン別ルートでやり直す形式が斬新ですが、他のヒロイン編でメイン終了したキャラが登場するのを見ると何か切ないです。ラストに二年前の出来事が明らかになる裏ルート展開があるのも洒落ている。

06,えむえむっ!,C
ドラゴンボールZパロディとかで暴走すれば天下を取れた可能性もあったが、毎回、太郎のドM体質改善という名目でいたぶり遊んでいるだけ。第二ボランティア部が何なのかは不明で、美緒の事情はちょっとだけ踏み込んだけど、他は何も解決なし。

08,侵略! イカ娘,A
侵略者、転じてバイトとして居候することになったイカちゃんの擬似家族話がコミカルでゲソ。ビニール傘や清美との友情話はちょっと良い話だったりしますが、イカちゃんは可愛かったじゃなイカ

09,ヨスガノソラ,D
巻き戻して途中からヒロイン分岐ルートに入る構成が斬新ですが、いかんせんエロゲをそのままアニメにすると修正だらけになりますよね。物語展開はかなり唐突だし、行方不明になって探すワンパターンで芸がない。おまけパートやEDが二つあったりする変なアニメ。

11,心霊探偵 八雲,E
幽霊が実体化して悪さをするので、探偵というより出来の悪いオカルトアニメ。犯人に刺されたり、あっさり逃げられたりする警察がへっぽこすぎる。イマイチ解決しないまま終わったけど、あの親父は何だったのだろう?

12,ぬらりひょんの孫,D
基本的に防戦なので妖怪バトルに入るまでの導入が長すぎで、清十字探偵団とかの日常編がだるい。ゆらちゃんはバトルでは全然使えないなー。全ての妖怪は俺の後ろで百鬼夜行の群れとなれ!

13,伝説の勇者の伝説,E
勇者の遺物を探す珍道中だと思ったら、突然異空間でオカルトになったりするし、政治と戦争と異能力者の弾圧というテーマが散漫になった作品。魔眼組がどうなったのか不明だし、ちゃんと纏めなかったラストにも不満が残る。あー、めんどくせー

14,おとめ妖怪 ざくろ,A
OPも格好良く、大正浪漫な世界に、恋とバトルと異種族交流を上手く組み合わせて、ちょっと良い話も盛り込んだ秀作。尺の関係でラスボスはショボかったですが、綺麗に纏まっており、余韻も持たせたと思います。いざ、妖々と参ります。

15,神のみぞ知るセカイ,B
悪魔のエルシィと契約して、駆魂回収のために女の子を落とす現実での新感覚恋愛ゲームで、謎解きと心理戦が熱いような気もする。ターゲットヒロインが変わっていくので新鮮味がありました。「見えたぞ、エンディングが」と言ってるけど、今のところ終わっていない。

16,薄桜鬼 碧血録 (2期),D
前作を引き継いで、史実通りに仲間がポロポロ脱落して、ジリ貧新撰組が追い詰められていく重い作風。メインテーマっぽかったのに、羅刹は使えないし、薫とかもあっさり退場したなー。

18,それでも町は廻っている,A
歩鳥の変なキャラとメイド喫茶を中心にした日常がメインで、紺先輩や辰野さんとの掛け合いも仲が良さそうで楽しかったです。霊や宇宙人が登場してもそれなりにマッチした作風で、反則的な櫻井孝宏の婆ちゃんもハマっていました。ちょっと良い話もあって、今日もぐるぐる廻るポコ。

19,そらのおとしものf (2期),B
智樹の夢やシナプスについて踏み込んだけれど、詳細は持ち越したので、パンツロボやトイレネタなどのバカな日常編がメイン。アストレアはあっさり居候化したけれど、カオス戦での連携バトルは良かったです。

20,Fortune Arterial 赤い約束,C
卒業まで期限があるという先送りラストも含めて吸血鬼設定は浮いており、毎日ティータイムしてる八方美人孝平の温い学園生活メインで、パンチが足りない。孝平は最後まで瑛里華の名前を呼ばなかったような気がしますね。

22,百花繚乱 サムライガールズ,C
悠木碧が二面性のあるキャラは頑張っていたし、独特のタッチの背景と墨汁演出は特徴的だけど、和風ハーレム系お色気バトル以上のものではない。最終戦で伸びまくっていた蔦と天草四郎が何だったのかもイマイチ分からないです。

23,探偵オペラ ミルキィホームズ,A
最初はトイズ能力で押すのかと思いましたが、アホな話が多く、ダメダメなミルキィホームズ4人をはじめ、G4、怪盗帝国の賑やかなキャラが魅力的で、見ていて楽しい作品でした。犯人は私だ!

24,荒川アンダー ザ ブリッジ×2 (2期),C
普通に続編ですが、隊長の出番は最初だけでしたね。結局、ニノさんの背景については語られないし、金星に行く話はどうなったんだろう?

26,パンティ&ストッキングwithガーターベルト,C
カートゥーン調でパロディ、場面固定、ミュージックビデオなども取り入れた変化球作品でバトルシーンも見ものですが内容は下品。「続く」で終わったのはマイナス要素。天地の狭間に迷えし子らより生まれし邪悪な精霊よ、聖なる処女の柔肌に纏いし衣の雷で、穢れも濁りも澱みもしこりも微塵に砕いて天地に還す、悔い改めよ!

27,俺の妹がこんなに可愛いわけがない (TV放送分),B
桐乃に振り回される京介というパターンだけど、最後は頼りにされることを嬉しく思っている良い兄に見えた。オタク趣味がガチなので、ライトだった乃木坂春香なんかより好感が持てる作風。

28,夢色パティシエールSP プロフェッショナル (2期),C
夢だけでなく現実をテーマにしたのは評価したいが、中途半端な続編で、スイーツ王国へ行く話はいらんかったなー。同じAグループになったルミさんは出番が少ないし、宮廷パティシエを目指していたバニラの夢も放置。いちごの夢色スイーツめしあがれ。

29,ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編,B
夏目をフィーチャーしたエピソードが多かったけど、普通に間の話。オラの町にもとうとうファミレスが出来ただー。ひだまり荘で待ってます、きっと見に来て下さいね。