東京マグニチュード8.0 #9「今日、さよなら」

三軒茶屋の火災は予想以上の被害。思わず走り出す真理の視界に入る自宅が、近付くと半焼していることが分かるシーンと倒れたままのピンクの三輪車は強烈な演出。愛娘と母の姿は無く、放心状態の真理の代わりにボランティアや職員から話を聞く未来の成長は頼もしい。安置所で二人ではないかと思われる遺体に対面し、確認で顔の布を取れず真理の手が震えるのも痛いほど伝わってくる。二人が無事だと分かるのは自分のことのように嬉しいが、負傷した母に付いていなければならない真理に別れのメモを残す未来。サブタイの「さよなら」は真理との別れだったと思いきや、色々と記憶の整理が付いてきた未来に悠貴はとどめのヒトコトを告げる。「おねえちゃん、あのね…」、あのねっ!?