獣の奏者エリン #9「ハチミツとエリン」

少し元気を取り戻したエリン、蜂の世話の手伝いをするの巻。「前の家で何か生き物でも飼っていたのか?」、蜂を怖がらないし、匂い消しを言い当てたり、ジョウンが関心するくらい観察力のあるエリンではあるが、時々、村での母との思い出がよぎる。看病に使ったというタブチュムの値段にビビって、ただで面倒を見てもらうことに気負うのは素直な子供で、それを知ってか、エリンの家事手伝いの申し出を受け入れるジョウンは大人だ。「エリンです」「俺はジョウンだ、蜂飼いのな…」、今更でお互いの名前を知るラストもワリと良い。