アリソンとリリア #26「私の王子様」【終】

トレイズ一人で来いって、たまたまジープが届いたから行けたけど、どうやって来させるつもりだったんだ? 囚人42番と対決するトレイズは銃とか持っていけよ。列車上の戦いで、今度の決め手もキック。やっつけたのを確認しないから、道連れで線路の終わりから谷底へまっ逆さまに落ちて行方不明。王子を守れてないのはダメじゃん。後日、説明投げっぱなしで、何故か生きているし、転校してくるトレイズと「俺と踊らない?」「踊ってあげでもいいわ」、超展開ダンスパーティエンドとは恐れ入った。

総評

二国間の戦争を終結させて、親子二代に渡る作品なんだけど、キャラの掘り下げが壊滅的で物語も薄い。飛行機がよく登場するが、特にバトルが盛り上がったもしない。都合よく武器やアイテム、乗り物が手に入り、キックで解決する超展開に唖然とさせられるが、それ以外に注目する部分もない。要人警護はザルで、さっき登場したばかりの人物をすぐに信用して裏切られるのはアホらしい。家族を捨てる主人公も復讐しにくる敵も自分勝手すぎで感情移入できず、実は生きてましたラストもテキトー。