ストライクウィッチーズ #12「ストライクウィッチーズ」【終】

「私、諦めたくありません。私、守りたいんです」「宮藤、出撃準備だ!」「はい」、赤城から飛び立つ芳佳vsウォーロック。基地を奪還し、封印を解いたストライカーユニットでウィッチーズ全員集合。コンビネーションを駆使したウォーロック&赤城融合体との最終決戦は盛り上がる。芳佳がコアにストライカー特攻させるとは思わなかったが、ネウロイ消失で欧州開放。戦闘完了とウィッチーズ解散の後日談。実家の診療所に勤める芳佳と、久しぶりみっちゃん登場! 父からの手紙が届き、これからがあるようなラストでした。

総評

謎の侵略者ネウロイと戦う世界、唯一の対抗戦力は現代に甦った魔女。「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」のキャッチフレーズや湯気と太陽光線が射すお風呂など、ついついイロモノ部分に目が行きがちだが、父の開発したストライカーユニットを身に着けて飛ぶルーキー芳佳の成長物語として非常に完成度が高い作品。最初はメインキャラが多過ぎだと思っていたけれど、バルクホルン&ハルトマン、サーニャ&エイラ、シャーリー&ルッキーニと関連性を持たせたキャラ付けが素晴らしく、そこに芳佳が上手く関わっていく様子も丁寧に描かれていた。終盤の基地の乗っ取りと最終決戦はややバタバタしてたけど、全編に渡って展開する迫力の空中戦闘シーンもよく出来ていたと思います。続きそうなラストや、ネウロイの正体や少佐の邪眼については説明がなかったりですが、面白かったです。OPや歌い手の変わるEDも良かった。