天元突破グレンラガン(第27話)【最終回】

ニアにマントを羽織らせるのはGガンダムっぽいが、辿り着いた天元突破グレンラガンVSアンチスパイラル。緑と紫の炎がぶつかり、銀河を足場に一騎打ち。ヨーコのライフル、ヴィラルの二刀を扱う武装も面白いが、ロージェノムがラゼンガンで飛び出してドリルを渡す活躍が目立った。ヨッシーを乗り捨てるように、最後はギガドリルではなくラガンインパクトで決めるのもにくい戦い方。後日談、戦闘中に揺らぎのフリがあったが、結婚式で消滅するニア。「ニア、お前のことは忘れない」、シモンは去る。20年後の件は余計だった気がする。生き返らせることは出来ないって、ロージェノムは再生してたのになー。

総評

前半の獣人編と後半のアンチスパイラル編で殆ど別作品のようだが、何だか口上を決める様式が徹底されていて、それがハマれば熱い作品でした。最後はいつもグレンラガン頼りなんだけど、螺旋パワー炸裂で必殺技を決めるのは絵も演技も気合い入っていた。侵攻する前半は見易かったが、螺旋族の存在が宇宙を滅ぼす云々の後半は敵の存在も分かり難かった。ヨーコが先生してるのとヴィラルが相棒になるのは上手い味付けだと思う。舞台変更が激しいので、いつの間にか仲間になったキャラは掘り下げが少なかったかな。OPも好きでした。