風の少女エミリー(第26話)【最終回】

エリザベス伯母さん階段から転落して捻挫&安静。退屈しのぎに、エミリーが書いた自伝的小説を聞かせる〜街の人達、有名編集者の目に止まる棚ボタ。テディの帰還、エミリーと希望の家の風鈴を覚えていて都合よく再会。婚約はデマ? 二人の結婚式、風も祝福し「世界は愛でいっぱいだ。春はどこにでもやって来る」父の言葉を思い出す。「私、ニュームーンのエミリーで居られて幸せでした」エリザベス伯母さんと抱き合うシーンは良かった。後日談、名劇ファンなのでエミリーの娘:ルーシーの堀江美都子が一発で分かった。ところで、ヘティ・キングはアボンリーへの道の伯母さんだよなー。

総評

濃い目の絵柄の名作劇場。詩を書くのが好きな少女が伯母に引き取られて〜結婚まで。藤田淑子の名演もあって、エリザベス伯母さんの理不尽な申しつけと、不器用な優しさが見所ですね。バックで雷が鳴る演出も素晴らしい。理解者として厳しく接してくれた恩師カーペンター先生が終盤で亡くなるとは思わなかったなー。大雑把イルゼと電波エミリーのコンビも見ていて楽しかった。良い台詞もある作品で中々の掘り出し物でした。