ゼロの使い魔〜双月の騎士〜(第12話)【最終回】

傀儡兵士で打撃を受けたトリステイン軍は撤退でシンガリを引き受けたルイズ。今生の別れに戦場の結婚式、「私も才人のことが・・・」で聞かせないのは中々の演出。眠らせて逃がしたルイズに代わり、才人 敵の真っ只中へ生きては戻れぬ単独特攻。「好きな女のために生きて帰れ」「人殺しに慣れたくない」が実践できてません。どっこい、妖精(能登麻美子)が助けてくれて無事帰還って、テキトーな解決。戦争継続中だし、敵の親玉も健在で戦いはこれからだー。ところで、OP/EDがSEありver.なのは何故?

総評

続・魔法世界召還少年の物語。ルイズはそこそこ魅力的に描かれているが、戦争とラブコメの両立は難しい。ルイズ姉達、ジュリオら新キャラ(アニエスはボチボチ)も思ったほど活躍しないが、キュルケ、タバサなど前作キャラで出番激減の面子も多い。アンリエッタのアホな駆け落ち、学院立て篭もりなど、エピソードも散発的で繋がりと統一感に欠ける。コルベール先生の話はちょっと切なかったかな(原作では・・・)。ゼロ戦もあんまり活躍しないし虚無は不発のみ。原作が継続中とはいえ、ガンドールヴと同格っぽいシェフィールドも意味深に登場したワリに投げっぱなしで、途中で始まり途中で終わった。結局、双月の騎士って、何?