ゼロの使い魔〜三美姫の輪舞〜 #12「自由の翼」【終】

「字が読めたらなー」「教えてあげる」、急接近したタバサと才人に妬くルイズは何故だか魔法が使えなってるが、ガリア国境にてシェフィールドの操る魔法防御完璧なヨルムンガントが空から降って来て最終戦。駆けつけたオストラント号がこんなこともあろうかと用意していた大いなる槍(高射砲かな)と、この忙しいのに痴話喧嘩&タバサに嗾けれて復活したルイズの虚無ディスペルコート弾頭で勝利。王城に出頭したら表彰される意味不明なラスト。

総評

途中から始まり途中で終わるダメな三期で、投げっぱなし二期の負の遺産を返済しきれなかった印象。お色気シーンは悪くないのだが修正もキツイので見辛い。(たぶん)虚無の担い手なことと、ビダーシャルらエルフ一派に一石を投じる役割があったと思われるが、新キャラで胸革命のティファニアが物語上何のために居たのか浮いている。終盤は自称:妹のイルククゥ登場とか、囚われのタバサがヒロインになってるし、無茶な生き返り方をしたコルベール先生など、強引展開もチラホラ。休戦後の話もイマイチ進んでおらず、黒幕のジョゼフ一世の目的不明で、時々攻めてきてすぐ撤退するシェフィールド戦もルイズとの痴話喧嘩が挿入されたりして盛り上がりは低め。積極的になったノリノリなシエスタ劇場とか馬鹿話はそこそこだったかなー。あと、「双月の騎士」に続いて「三美姫の輪舞」も副題が意味不明なんですけど…よそ見したら許さないわよ。