神曲奏界ポリフォニカ(第12話)【最終回】

最終回らしく、これまでのキャラ総出演。クリスタが身を削り熱唱する真隣のビル屋上で反精霊団体テロリストが爆弾を公開中。それを隠れて伺っているのに、大声で会話するミサキと侍女カレン。驚いて転倒&起動ボタンを押すテロリストのアホっぷりが最高だ。暴走精霊は、クリスタの歌に全員が合奏、合唱(たぶん無許可演奏)して沈静化。コーティの活躍度薄いゾ。どうやって屋上までバイクで昇ったんだ? なんかショボいラスボスだったなー。危険な精霊を取り締まれって、展開もあると思うよ。

総評

人間と精霊という異種族の交流・共存というテーマを神曲楽士を通じて描く作品でOPやキャラ設定は悪くないのだが、致命的に絵と話のクオリティが低い(サイドカットも追い討ちを掛ける)。そこが笑いのツボでもあるのが皮肉なもので、毎回爆笑してました。キャラ背景掘り下げもプリネくらいしかしてないし、アカツキ・ディーレン/メイルリートも敵役としての魅力は貧弱。こんなアニメで知名度が上がったとしても原作の売り上げの伸びには期待できないでしょう。AM4:15〜という正気とは思えない放送時間だったのも印象的。「卵サンド作れ」とか、幼い姿で偉そうなコーティ(戸松遥)は結構可愛かったです。