普通に30分の続編だが、スペシャルサービス具合は素晴らしい。キャラを知らないと楽しさ半減かも知れないが、それでも十分面白いと思います。突然、仮名さんのお通夜と謎の防護服集団に追われる啓太の二元展開。前日の酒盛りと事件の発端へと一度戻り、現在へと繋がる。一仕事終えた祝いということで酔って、下着姿になる薫のいぬかみ十人衆（いぐさ、ごきょうや、ともはね、なでしこは脱がないので悪しからず）や、ようこ、啓太。下着姿の双子、ようこ、たゆねに蹴られてる啓太が妙に楽しそうですね。その晩、どうやら魔道具が発動したらしく、変態処罰法により変態を真人間に再教育するという”ProjectK”なる防護服集団が大暴れ。裸王こと、啓太にも魔の手が伸びるが、親方・係長・ドクトルの三人衆など変態仲間のお陰で抵抗を続けることになる。まあ、防護服集団は声で正体が分かるのだが、気にしたら負けかなと思ってる。TVシリーズもこんな感じでやってくれたら楽しかったのになー（何で薫様の昔話なんて芸の無いのやってたんだろう）。葬祭をオチャラケにするのはギリギリ。EDは「友情物語〜特別ver.」。
直接対決するのに何で逃げたか不明だが「多少道は外れてもそれは個性、”全力で”戦ってやる！」と、全裸で啖呵切る啓太（福山潤）はかっこ良いんだか、悪いんだか・・・。（何故か和喪服の）ふらの「ですぅNOTE」、「犯人分かっちゃったんです」（いぐさ）、「謎は解けたよ、ワトソン君」（ともはね）とか小ネタも多い。なのは19歳ver.、ハルヒの格好している野郎に笑いそうになったよ。字幕付きの「仮名史郎のテーマ」で「エンジェルブレード唸りを上げろ〜」とか歌い出すとは思わなかった。スーパー戦隊的だったり、増殖している仮名軍団に「合神せよ！」とかポーズ決めてるし、「古来より変態の栄えた例なし」「変態はゴミだ、屑だ、害虫だ！」と、速水奨が冴えまくりです。巨大ロボ相手で（前の依頼で）カエルに貰った宝物が決め手になるのは、よく考えてあると思った。たゆね＆ともはね、急いでるなら走ってないで飛んでいけば良いんじゃないか？ 全裸で夕日を背景に抱き合う仮名/啓太を見て、目を輝かせてスケブ描きまくってるてんそう、いぐさは流石だ。
