『いぬかみっ!』(第26話)【最終回】

邪星に、何度倒されても立ち向かう いぬかみ隊。ご都合主義で啓太が復活参戦したら、突然弱体化した邪星にV-MAXで勝利。先週とあまり変わらん一本調子の展開。ここは変態軍団のトリッキー秘技で翻弄するべきなのに河原崎先輩らの使い方がわかってないゾ。だいじゃえんを撃つカメラワークとか、哮天犬みたいに獣化ようこと一緒に空中戦する状況とか絵的にはそこそこ面白かっただけに勿体ない。赤道斎や大妖狐の方が味のある敵だったなー。なでしこの参加もおまけ程度。ラストで日記「ようこの日々」を取り戻したオチが川口ぴろしなのは良いアホらしさ。長いフリだったが、カッパが勝利の鍵だ。OP/EDもなく、シリアス路線で高ぶりも余韻も薄味な最終回でした。一番のウリである変態度が低いのも減点。
本作は、素人声優出演と下品ギャグで私の初期印象はかなり悪かったです。啓太/ようこの関係は、恋人でも主従でもなく終始微妙なのでラブコメともちょっと違う。”啓太だけ”を好きな(メインを喰うくらいの)サブヒロインが欲しかったな。人数の多い十人衆の扱いに苦労している印象で、キャラの立たせ方で明暗分かれたように思う。○:なでしこ、ともはね、いぐさ、たゆね、フラノ。×:扇子、医者、前髪、双子。ラスボスが二転三転したため、宿敵ではない最終戦はイマイチかな。薫様の安い回想とか、特別扱いで登場も多かったのに使えないヘタレ なでしこは何だったんだ? まあ、ツマラナクはなかったです。