花咲くいろは #11「夜に吼える」

件の雑誌評価の顛末。喜翆荘を悪く書かれて悔しい思いをする緒花だけど、たぶん女将が一番悔しいのが何となくわかる。「私、ぼんぼるから!」、そういうワケで緒花、東京に出撃す。ところがどっこい、敵であるライターは母親という展開で…。「こんな誰かを傷つけるような仕事のために、私は今まで我慢してたの?」「そうよ」「私はこんな仕事であんたを育ててきた」、母は冷たく、訪ねて行った孝ちゃんはバイト先の女の子と仲良く、抗議の座り込みに降る雨も冷たかった。「ちゃんと返事をしないなんて失礼だよ」、色々とブーメラン返ってくるし、涙の雨が頬を叩く。破れた紙袋同様に、緒花のライフはゼロよ。