ソ・ラ・ノ・ヲ・ト #10「旅立チ・初雪ノ頃」

休戦協定は難航中。事故死したイリア皇女には政略結婚の話があったが、異母妹リオに国を救ってくれとというのは、つまり…。山に一人で住む老女ジャコット(京田尚子)に、父を待ち続けた母の姿を重ねるリオだけど、自分は幸せだという意外な思いと失踪は心を転換させる。でも、捜索があっさり打ち切られすぎじゃね? 「私、よく道に迷います。でも迷うのは好きです。良いじゃないですか、迷っても行き止まりでも」、心情を道に例えるのも、開けた所に出る映像もよく出来ている。「さよならを言うつもりはない」、アメージンググレースを二重奏した後、カナタにラッパと鈴を託してリオは去る。「例えどんなに離れていても音は響く、音は響いてそして伝わる」、一話の台詞で締めるのも綺麗。タケミカヅチも随分様になってきたかな。ところで、イリアは何で自分の名前を楽譜に書いてたんだ?