シャングリ・ラ #11「胡蝶夢幻」

香凛→美邦→国仁→國子で、同じキーワードを喋った場面で切り替えるのは凝っているが、メインは香凛話。「放っておけないよ、だって君は僕だから…」、母が歌ってくれた童謡「かなりあ」を接点に、ディグマゼロ:カナリア入野自由)が香凛を外に連れ出すというオカルトテイストな世にも奇妙な物語。「鳥は自由で良いの」、身体が耐えられない美邦に対する精神的に出られない香凛。「やっと出られたね」、ジャングルジムが鳥籠状になっているのも良いセンスだが、エア両親の可能性もある香凛の事情は良く分からない。草薙の昼と夜を従えて云々、というメッセージも何だろね。