けものフレンズ 聖地巡礼 多摩動物公園なんだね

 『けものフレンズ』の舞台探訪(聖地巡礼)に行ってきました。場所は、多摩動物公園東武動物公園江戸川区自然動物園夢見ヶ崎動物公園いけふくろうカフェ、那須アルパカ牧場、宮城蔵王キツネ村よこはま動物園ズーラシアという、早い話が動物園巡りするフレンズなんだね(距離が遠い場所は保留)。人気のある動物のところには多くの人が途切れることなく見に来るので、時間帯によっては撮影困難です。交錯する場合は、大人の余裕をもって子供達に譲ってあげましょう。うー!がぉー!
 あと、アングル合わせは、かなり難しいです。これまでCG背景の舞台探訪は何度かやってます(『てさぐれ!部活もの』『Hi☆sCoool! セハガール』など)が、本作はエッジの処理などにより背景構造物が分かり難いのと、カットが額縁タイプなのでそれを見越して中心からある程度広い範囲を撮影する必要があって上下の当たりが付け辛い上に、人が多いという条件が加わる トップクラスの難易度。動物園は普通に動物が、かっこいい&かーわいー&すっごーいので、がんばって園内を歩き回ると疲れますが、撮影するのも たーのしー! ともあれ、ようこそジャパリパークへ

追記

・#07の いけふくろうカフェを追記しました(2017.0311)
・#10の 東武動物公園 キリンのおうち、#11の ヒグマの森を追記しました(2017.0404)
・#03の 那須アルパカ牧場 ビッグファームを追記しました(2017.0416)
・#09の 宮城蔵王キツネ村を追記しました(2017.0501)
・#11の よこはま動物園ズーラシア(※参考)を追記しました(2017.0504)



(左:サーバルキャット[多摩動物公園],右:コツメカワウソ[多摩動物公園])

(左:オグロプレーリードッグ[江戸川区自然動物園],右:アフリカオオコノハズク[いけふくろうカフェ])




多摩動物公園 サーバルキャット舎
 #01「さばんなちほー」、サーバルちゃんことサーバルキャット。物語のメインをつとめる屈指の人気キャラだよ。基本的にネコ科の動物はどこでも人気が高いため、サーバル舎を手前の手摺から広く撮るのも難しいです。ほぼ開園(09:30)と同時に直行すれば、何とかなりました(※サーバル舎は園入口からそこそこ距離があります)。サーバルは毛並みも美しいですが、愛嬌もあるしよく歩き回って跳躍力も高く(サーバルジャンプというイベントも開催されます)、動きを見ているだけで楽しいのです。ジャンプ力ですかねー。サーバルは『あにゃまる探偵キルミンずぅ』でもリコ(主人公 CV:悠木碧)のアニマルモード第二形態(キルバラ変身)としても登場するのですが、それはまた別のお話。



東武動物公園
・小獣舎(コツメカワウソ コーナー)
 #02「じゃんぐるちほー」、コツメカワウソちゃん。寝ている場合もありますが、身体を捻ったりするちょっとした仕草が可愛いです。キャッチーな台詞を繰り出して、作品の楽しい雰囲気を印象付けた序盤の功労者ですが、滑り台シーンでの「わーい! たーのしー!」という台詞は、CV:近藤玲奈さんのアドリブとのこと。台本では「ワハハ」と笑う台詞くらいだったけど動く尺が長かったので、アドリブを入れたそうです(「第4回 見逃し上映会」で福原慶匡プロデューサーと近藤さんが話されてました)。コツメカワウソは、多摩動物公園でも見られます(こちらの方が、正面に柵がないので見易い)。

アメリカビーバー舎
 #05「こはん」、アメリカビーバーちゃん。リアルではログハウスではなく、ダムを作る建築家として有名なビーバーですが、訪問時は巣穴の奥に引っ込んでいたのか姿を確認できず。そのため、展示エリアの撮影は容易でした。ぼくはビーバー、なんたってビーバー♪

・プライド オブ ライオン
 #06「へいげんちほー」、ライオンちゃん。手前にある石の台には、残念ながら乗ってくれませんでした。正面のアクリル板前の混雑はそれほどでもないですが、中央の奥にある木製テーブル下まで地下を通って歩いて行くことが出来るので、日中の撮影では(テーブル下に)人の頭が写る可能性が高いです。余談ですが、ライオンに襲われたことがある松島トモ子さんが、事故後にライオンとのツーショットを撮影するために訪れたことで有名な場所ですね。

シロフクロウ
 #07「じゃぱりとしょかん」、助手こと、ワシミミズクちゃん。作中で登場したのは、なぜかシロフクロウ舎です。実は東武動物公園ではワシミミズクは展示されてません。 東武動物園で見られるワシミミズクはネパールワシミミズクという種類(大きさ、色、模様が異なる種類が沢山あるようです)で、ふれあい動物の森の「森のきょうしつ」に居ます。ちなみに、シロフクロウ舎は西ゲート方面なので、東ゲート(電車だとコチラから入る)からだとかなり遠いです。撮影は斜めから見た構図なので、難易度は低め。なお、後述の江戸川区自然動物園いけふくろうカフェなどでも見ることが出来ます。

 ・キリンのおうち
 #10「ろっじ」、名探偵アミメキリン、あなたを犯人です! キリン運動場は動物園のサバンナエリアにあって、メインルートから多少離れている奥まった場所なのですが、人気がある動物なので親子連れが多く訪れていました。そのため、撮影難易度は高め。時折、こちら側にも興味を示してキリンが寄って来ることもあったので、迫力があります。

 ・ヒグマの森
 #11「せるりあん」、ハンターのヒグマさん。ここの展示ルーム左側のガラス(アクリル?)壁には餌やり器がついているのですが、かなり多くの人が訪れていたため周辺の見学者がやたら反射で映りこみ、予想以上に撮影難易度は高かったです。訪問時は、ヒグマはずっと寝ていました。

東武動物公園は、『けもフレ』を制作しているヤオヨロズが携わった『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』のロケ地(本当の意味でロケしてる)でもあるので、ファンなら押さえておくのも一興

那須アルパカ牧場 ビッグファーム
 #03。アルパカ・スリ。登場したカットは ふれあい広場を通路(クリアゾーン側)から見た構図。牧場の所在地は栃木県ですが福島県寄りで、公共の交通機関だけで訪れるのは困難。団体を含めて見学客はそこそこいましたが、アルパカの頭数は多いのでゆっくり見れます。小さい個体から大きい個体まで色んな毛色のアルパカがいて、柵のそばを歩いていると近くまで寄って来るし、触ったり餌やりも出来ます。実際には、アルパカはツバをあまり吐かないらしいです、ペッ。アルパカ以外には馬が少しいました。ふわああぁ! いらっしゃぁい!



江戸川区自然動物園 オグロプレーリードッグ
 #05、オグロプレーリードッグちゃん。穴にハマったりはしてませんでしたが、巣穴からから出たり入ったりする細かい動きが可愛いです。時々、身体を起こして立ち上がったり、キューと鳴いたりします。なお、撮影方向から見て奥側にある柵の向こう側が動物園のメイン通りなので、通行人はやや多め。撮影時は気をつけるであります。



夢見ヶ崎動物公園 ラマ舎(旧ヘラジカ舎)
 #06、ヘラジカちゃん。写真の通りで、現在はラマが展示されています。かつて飼育されていたヘラジカは2013年に死んでしまい、新たに輸入することも難しいため日本では見ることが出来ないそうです。ヘラジカは原生動物では三番目に背の高い動物らしいので、かなりデカイ(キリン >ゾウ >ヘラジカの順)。



いけふくろうカフェ
 #07。博士こと、アフリカオオコノハズクちゃん。いけふくろうカフェは、フクロウを撫でたり、肩や腕に止まらせたり、ふれあいが出来る店舗(販売もしている)で、沢山のフクロウがいます。助手のワシミミズクなどもいました。かしこいので。フロア中央には止まり木あって、放送ではわからなかったのですが、ネームプレートなども再現されています。フクロウの多くには漫画キャラ(進撃の巨人ハンター×ハンターなど)の名前がついていますが、オーナーの趣味だそうです。解説で登場されていた なかじまおねえさん ご本人ともちょっと話しましたが、けもフレを見て来たという人もそこそこいるそうです(何も言わない人けど、写真を撮りまくるそれらしい人も…)。



宮城蔵王キツネ村
 #09「ゆきやまちほー」、ギンギツネちゃん。登場したカットは、蔵王キツネ村のキツネ専用場内に入ってすぐの場所です。わかりやすく説明すると、来場者は広いキツネの檻に入るスタイルなのですが、人に慣れているとはいえキツネに手を出すと100%噛むとの警告標識があります。とはいえ、普通に沢山のキツネが通路で寝てたり、足元や横手からじゃれて接触してきたりすることも多かったです。原則キツネに触るのはNGですが、(有料の)餌やりや、(同じく有料の)子ギツネを抱っこできる ふれあいコーナーがあります。キツネ村のイラストレーターさんの作品だと思いますが(絵葉書と同じ絵柄だった)、おみやげコーナーにキツネ村とけものフレンズのキャラクターが一緒にいるイラストがありました。キツネ以外には、ウサギ、ヤギ、ポニーが居ます。外国人観光客にも人気なようで、そこそこ見かけました。



よこはま動物園ズーラシア(※参考)
 #11、ハンターのリカオンちゃん。いきなりですが、登場したカットはイメージなのか創作なのか不明ですが、ズーラシアにはありません。何となく結果(存在しないという)は予想していたため、リカオンを見て満足して帰りました。ズーラシアは結構広いのですが、リカオンが居るのは北口側なので最寄り鉄道駅よりバスが到着する正門からは結構遠いです(北口へ行きの有料園内バスはあります)。余談ですが、ズーラシアではオカピがシンボルになっており、展示も力が入っていて見ごたえがありました。



【訪問した動物園の参考データ】














施設名称 多摩動物公園 東武動物公園 江戸川区自然動物園
入口写真
webサイト
多摩動物公園
東武動物公園 公式HP
江戸川区自然動物園
所在地
東京都日野市程久保7-1-1
埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
東京都江戸川区北葛西3-2-1
入園料
600円
1700円(遊園地入場料含む)
無料
飼育動物の種類および点数
176種1476点
196種3710点
51種434点
敷地面積
61.00ha
52.40ha
0.50ha
高低差
飲食店
○豊富
○豊富
ケータリングカー
グッズ
○豊富
○豊富
△×少量
最寄り駅
多摩動物公園駅
東武動物公園駅
西葛西駅
割引乗車券など
多摩モノレールセット券あり
東武鉄道往復切符セット入園券あり
-
その他
園内巡回バスあり
遊園地併設型の動物公園
行船公園内の施設













施設名称
夢見ヶ崎動物公園
いけふくろうカフェ
那須アルパカ牧場
入口写真
webサイト
夢見ヶ崎動物公園
いけふくろうカフェ
那須アルパカ牧場
所在地
神奈川県川崎市幸区南加瀬1-2-1
東京都豊島区南池袋1-17-1-6F
栃木県那須郡那須町大字大島1083
入園料
無料
1500円(土日1600円)
大人/中高生/子供=800/600/400円
飼育動物の種類および点数
64種409点
約20種30点程度(変動あり)
アルパカ約400頭
敷地面積
0.66ha
不明(1フロア)
11ha
高低差
大(園入口まで登り)
飲食店
△×自販機のみ
△×ペットボトル飲料(料金に含む)
△×自販機のみ
グッズ
×なし
△(抜けた羽根なども販売)
最寄り駅
新川崎
池袋駅
新白河駅
割引乗車券など
-
-
ネット割引あり
その他
敷地内に寺、神社がある
メール・電話予約者優先
最寄駅からレンタカー・タクシー利用













施設名称
宮城蔵王キツネ村
よこはま動物園ズーラシア
入口写真
webサイト
宮城蔵王キツネ村
よこはま動物園ズーラシア
所在地
宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
神奈川県横浜市旭区上白根1175-1
入園料
大人1000円(子供無料)
大/中/小/小未満=800/300/200円/無料
飼育動物の種類および点数
キツネ約250匹
約70種400点
敷地面積
データなし
53.30ha
高低差
飲食店
△×飲料、カップ
グッズ
最寄り駅
白岡駅
鶴ヶ峰駅三ツ境駅中山駅
割引乗車券など
-
JAF会員、JTB割引あり
その他
最寄り駅からタクシー利用
園内バスあり(有料)



【関連サイト】
多摩動物公園 [東京ズーネット]
東武動物公園 公式HP
江戸川区自然動物園 [公益財団法人 えどがわ環境財団]
夢見ケ崎動物公園 [川崎市]
いけふくろうカフェ
那須アルパカ牧場 ビッグファーム
宮城蔵王キツネ村
よこはま動物園ズーラシア


※マップは畳んでおきます。