ちはやふる #12「むらさきのゆきしめのゆき」

「このトロフィーの重さは東京代表の重さだ」、優勝して次は全国へ…。ところがどっこい、『私はかるたで全国大会に行くんだよ…』、千早の頑張りに対して、姉のTV出演と海外撮影ばかりの綾瀬家、テニス部のインターハイに向いている掛け持ち顧問という温度差の描き方が、両方とも後でひっくり返るところまですごい演出だ。奏の季節並べは、邪道だけど変化球としては有効だと思う。「近江神宮ってどんなとこ?」「真っ赤やよ…」、この回想のあとで赤い山門を見せるのもすごい。