ちはやふる #10「ゆくもかへるもわかれては」

全国大会予選開始で瑞沢高校かるた部出撃します。何とか決勝トーナメント進出を決めるが、「どうせ全国大会に行くための数合わせなんだろ!」、練習したのに勝てない机はすっかりイジケモード。「チームに成れてないんだよ」「お前だけは絶対に負けるなよ、ここで負けたら全部無駄になる」、プレッシャーを掛けて千早の調子を狂わせてしまった太一が、部長の役割に気付いてからの逆転劇は熱い。周囲の音、対戦相手の顔、心配して駆けつけた机、落ち着けば自ずと見えてくるし、戦うのは一対一でもチームや仲間は良いなあと思う。「さっきの初勝利おめでとう」、奏の初勝利を妬むのではなく、一緒に喜ぶことも出来て、『仲間にするなら畳の上で努力し続ける奴が良い』、その意味が視聴者にもよく分かる瞬間でもある。