さらい屋五葉 #12「もうふらふらですよ」【終】

「弥一か…、懐かしい名前だな…」、八木に付き合わされたり、「この闇の中で何が見える?」「何も見えねーから見ている…」、仁との話から使用人の弥一は最後まで自分の味方だった事を知る。引っかかっていたものが取れて、雪中で墓の前で泣き崩れたり、政之助に縋ったりするところは何だか来るものがあります。ラストで、「腹が減っていれば、何だって美味いでござる」、初回と立場が逆転してるのも、団子に食いつくのが返事代わりになってるのも良い。