ご覧の通りの文学少女よ


 劇場版『文学少女』を見て来ました。原作の予備知識が全くない状態だったので、ほのぼの路線かと思っていたのですが、物語が二転三転するサイコサスペンス風味になるとは思わなかったなー。文科系なのに、何気に走るシーンも多い。「銀河鉄道の夜」がキーワードになって展開する辺りは「半分の月がのぼる空」を思い出さないでもないが、それで列車のシーンに繋がるのは洒落ていたと思います。唐突に中盤で病院が登場して平野綾水樹奈々が張り合ってる件は「ホワイトアルバム」だけど、文字描写までやらんでも…。セナとマモリ姉ちゃんでもあるなー。北海道の第一志望の受験前日に地元に居る先輩って、試験会場は近所なのかしら?
劇場版『文学少女』 公式HP