君に届け #21「初雪」

「今日はちーと歩こうと思って」、千鶴の前に現れる徹。子供の頃と同じように、肉まんあんまんを半分個したり、星空を眺めての会話が続く幻想的な演出も映える展開。「徹、好きだよ」「俺もだよ…」、そういう意味じゃないんだよ、でも嬉しい。「妹だと思ってるよ」「徹、おめでとう」、徹も分かってるから思いは伝わったのだろう。「ちゃんと好きだったって分かってるから」「慰めてよ、龍…」、徹を呼んでくれたことを知っているし、落ち込んでいる千鶴には龍がいて、二人に降る雪は冷たいけど柔らかい。