ヒロイック・エイジ(第26話)【最終回】

エイジの開いた扉から外宇宙へ旅立つ銀の種族とノドスたちを見送るアルゴノート。ちょっと前まで、戦争していたのにえらい和やかですね。ロム・ローがすっかり良い人だよ。エピローグ4年後、みんなキャラがマイナーチェンジしてる。バカ兄弟はよく生きていたけど相変わらず。エイジとの約束、再生完了したオロンにてディアネイラ。「あなたと出会えたことが私の・・・ありがとう」、ED曲が停止して、フートー達が見上げる空にエリュシオンと同じゲート出現。「ディアネイラが道を作ってくれた」、帰還するエイジの手を取る良いラストでした。イオラオスはエイジとの約束果たしてねーな。

総評

SF星間異種族紛争。変な語りアバンとか、鉄の種族(人類)と価値観が違う銀の種族など、設定を把握するまでちょっと時間が掛かる不親切さだが、物語展開もキャラの見せ方も上手い。先頭で導くことを決断するディアネイラもだが、エイジを猿扱いしていたアルゴノートの面々、メヒタカらノドス達がエイジに影響されていくのと同様に作品にも不思議な魅力があった。ベルクロスも力強かったが、レルネーヤの霧やヒュドラアルテミアの光、エルマントスの時空転移、ケルビウスの虚無などが派手なので、ノドス以外の通常兵器戦がややショボイのは仕方ないかな。プロメとディアネイラの会見内容は高次元過ぎて難解。バカ兄貴ズの無能っぷりも清々しい。