異国迷路のクロワーゼ #1「入口」【新】

19世紀パリ。飾り看板職人の店にやってきたジャポネーゼの湯音東山奈央)。「あんたが悪いわけじゃないが、あんたじゃここの看板にはなれない。その長い袖がこの国じゃ何の意味もないように…」、祖父が連れてきた右も左も分からない少女にクロード(近藤隆)は言葉が分からんと思って好き放題だ。「私はこのギャルリの家族になりたい…」、不注意のお詫びに差し出した着物が、後に彼女の母の形見であることを知って、本気が伝わり、着物を買い戻すこと、大事なものを簡単に手放さないこと、二つの約束が交わされてクロードと和解するのは中々の山場。着物描写も美しく、作品の雰囲気というか空気が感じられる。あと土下座orz