あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 #11「あの夏に咲く花」【終】

めんまのためではなく、自分の目的があって成仏させたかったという大反省会。つるこもぽっぽもめんまが亡くなった日に関わったことで、抱えていた想いがある。めんまの願い、ちゃんと叶えよう! めんまと一緒にもう一度! 仕切り直そうとしたところがどっこい、「めんまのお願いね。もう叶ってたみたい」「そろそろバイバイの時間かな…」、消されるな、この想い。「俺、会いたかった。ずっとお前に会いたかった。お前の名前呼びたかった。お前に謝りたかった。好きだって言いたかった」、めんまが話したかったように、皆もめんまに会いたかった。お別れは一方的にするものじゃない、最後の最後に手紙だけではなく、悲しいけれど、お別れのやり直しが出来たのね。あの花が何だったのかはよく分からないけど、刺さった棘が外れて爽やかなラストでした。