ミチコとハッチン #15「いたずらにグラフティ」

雲の切れ間から日を浴びるハッチンは幻想的だけど、少年は天使を見た的ボーイ・ミーツ・ガールで、映像が絵本の挿絵の様になったり、何となくポエミーな展開。「僕はレニーニ、たぶんね…」、ハナが読みたがっていた本「雨の中のトッカーノ」が、レニーニ小野賢章)にとっても重要な役割を果たすのは面白い。鳥を折り紙する描写も良いね。「だけど忘れるんでしょ」「忘れないよ、僕は僕だ」、「ありがとう、ハナ」、忘れたけど覚えている。「私、すごく嬉しかった…」「ミチコ、私苦しい、苦しい…」、抱きしめるミチコは、昨晩一戦交えた時とは違い大人を感じさせる。