秘密〜The Revelation〜 #26「楽園(パラディソス)」【終】

MRIには秘密のバックアップがある。「まるで墓標のようだ…」、空と花の咲く中庭が室内にある怪しい施設にて。パラディソスは旧約聖書の楽園か。MRIを破壊し自殺するように催眠術を掛けた貝沼と黒幕の田城の陰謀が判明したら、うっかり掛かった薪さんが大暴れ。「鈴木さんを撃ったように僕を撃てば良い!」、命懸けで止める青木。黒幕田城とそれを内偵していた長嶺も乱入したけど、まさかの爆発オチ! 「薪さん、皆が待ってますよ」、えぇー!

総評

MRIで被害者の脳映像情報から真相を追求するという何とも胡散臭い科学捜査事件簿。脳内情報は被害者の思いで美化されたり、怪奇映像になっていたり、薪の宿敵:貝沼は怪物扱いだし、オカルトなのか科学なのか微妙。音声情報がないのは最後まで疑問だった。解決した事件も後味の悪い結末があったり、メインヒロインだと思っていた天地やMRIプログラム主任の小野木田が殉職する安心できない作風。まさかの爆発オチにも度肝を抜かれました。