『Kanon』(第20話)

「オレはあゆのことが好きだ」「ボクも祐一くんのことがずっとずっと好きだったよ」、あゆを好きになった理由はよく分からんが冒頭からラブラブモードです。帰宅した二人のの態度から察した風な水瀬母娘、タッパで見切れてるあゆも良い。いつも私が待たされた、今日も今日とて探し物は見つからない。あゆの一人称が”ボク”なのは何か意味があるのかな? 一つの毛布に包まりベランダデート、星空と雲のスクロールがキレイだ。あゆの学校に行くことになり、踏み込むことで魔法が解け始めるのが分かる。切られた思い出の大木、空っぽの鞄から自分のことを思い出したのはあゆ。「ダメだよ、夜は明けないかも知れないよ」、取り憑かれたように必死で手で土を掘り返す姿は痛々しい。一緒に土掘り探しものする祐一だったが、「ごめんね、祐一くん。もう会えないと思うんだ」祐一の羽織らせたコートだけ残して消えるあゆ。酷い放置ですね。