続 夏目友人帳 #9「桜並木の彼」

フリマで夏目が貰った冬の枯木の絵を追って、天上から見た絵を繰り返した後に天上から登場する巳弥(杉本ゆう)。妖の描いたその絵には、彼女が知り合いの人間の男が描かれており…。「私はいつか自由になれたら気ままに旅がしたいんです。一人では味気ない、一緒に行きませんが?」、八坂(野島健児)との約束を果たして絵と旅をしてきた巳弥。正体がバレることを怖れて花が咲く春にだけしか八坂と会えす、大事な人に本当のことを伝えるのが怖かったことが自分と重なる。絵に花を咲かせて決着をつけるクライマックスは中々切なくて、よい余韻を持たせている。