CODE-E #12【最終回】

戻った能力が何故か暴走して安満沢村パニック。「自分の持っている力を怖がるな」「力を恥じることはない」と、制御不能で自分と同じ立場になった由真を立場逆転で励ます千波美は受け売り。「千波美を支えてあげられるのはあなただけでしょ」光太郎を送り出す悟りの園美は切ない。光太郎の告白も崩壊も唐突だけど地味。柊(矢尾一樹)の目的不明。ミリス姉さんはどうなった?電子機器の放つ蛍の光がキレイだけど良く分からん中途半端ラストでした。

総評

電磁波女子高生、海老原千波美の憂鬱。携帯は進化してないけど電子画面が溢れている電脳未来設定はまあまあ。千波美は能力以前にどん臭いし、自己中光太郎にも共感できない。恋する園美の感情は良く描かれていたが、見合い話はお流れ? へっぽこ外人姉弟の市役所の不親切パロディーも面白くない。サマースクールで山場を作ろうとしてるのは分かるが、イマイチ盛り上がらん。何も語らない投げっぱなしラストだし、あまり積み重ねのない恋愛共々、消化不良かなー。