精霊の守り人(第26話)【最終回】

チャグムの帰還。映像で宮城の空気や広さがよく表れていると思う。母と再会、亡兄の部屋から見る夕日。父王は、命を狙ったことにあやまれよ! 一話と同じ風呂&食事の構成は、母との別れまで含めて対比。儀式の場、視線や握る手で気持ちが見える。通用門へ行かせる理由は読めたが、皇子の象徴である冠を落としてバルサに駆け寄るチャグム。「チャグム、私と逃げるかい?」には、自分の判断をする大人になった。バルサは次の旅へ出るラスト。

総評

中華風幻想アニメ。精霊の卵を託されて命を狙われる皇子と女用心棒バルサの逃亡生活。狩人との対決、ジグロの戦い、ラルンガ戦などバトルシーンがスピードと緊迫感のあるすごい絵でした。狩人が戦闘だけでなく諜報組織の凄さも見えて面白かった。街や水車小屋での日常描写もだけど、ナユグの風景やトロガイ師の水中ダイブなども幻想的で良く出来ている。バルサとチャグムの関係が会話や仕草を含めて変わっていく様子も丁寧に描かれていた。OP曲はあんまり好きじゃないです。