『半分の月がのぼる空』(第3話)

屋上から下階の屋根に落ちた里香の本(父の形見)を雨の中、クリフハンガーで回収して風邪引き裕一。下の窓から届くか試したらどうなのかねー。お陰で里香と仲直りしたが、条件として多田さんの遺品:戎崎コレクションは焼却炉の灰となった。灰は灰に、塵は塵に還れ! 「銀河鉄道の夜」の台詞で会話する2人だが、晴れた心とは裏腹に病状は深刻なようで夏目先生は飲んで自分の境遇とだぶる裕一に当たるが、暴力はイクない。「銀河鉄道の夜」がどういう話だか知っているとカンパネルラの暗示しているもの(命)の重さがわかる。亜希子さん、それは口笛ではなく指笛ですよ。