放課後ていぼう日誌 聖地巡礼 早く行きましょう芦北

 『放課後ていぼう日誌』の舞台探訪(聖地巡礼)に行ってきました。場所は、物語のメイン舞台である熊本県葦北郡芦北町。作品の雰囲気が感じられる海沿いの良い町でした。鉄道やバスも利用できますが、本数が限られているので、中心部から少し離れている部室方面に行くには車があった方が便利ですね。佐敷城跡、海浦駅など、時間がなくて行けなかった場所(末尾の舞台探訪マップには、行きたい思いも込めて記載)もあるので、また行きたいです 再訪問しました(※2021/6/20)。なお、掲載写真の一部には修正を掛けています。
【関連サイト】
観光うたせ船 [芦北町観光協会]
佐敷城跡 [熊本県観光サイト]
鶴ケ浜海水浴場 [芦北町]
肥薩おれんじ鉄道
てんぐや釣具店 [facebook]
山本釣り具センター



【追記】
・#EDの満崎鮮魚店,鶴ヶ浜海水浴場,#01の 佐敷城跡,#04 野坂の浦,海浦駅,#07 グリルかかしを追記(※2021/6/20)←NEW

・芦北漁港
 OP ハローハローハローの2カット目、#01「ていぼう部」、冒頭で陽渚が訪れる芦方漁港のモデルで、入口にゲートが立ってます。フナムシ先輩が登場したのは奥の方のコンクリ護岸ですが、人の胴丈より高さがあるので陽渚と同じポーズは無理。






 ちなみに、ゲートに表記のある「観光うたせ船」というのは、OPや劇中で沖に浮かんでいるのが見える白い帆の観光船。乗船には結構良い値段(※そもそも団体向け)がしますが、港には帆をたたんだ状態で係留されています(ハローハローハローのカットなど)。あれは漁船じゃないのですよ。

・鶴木山集落センター
 #01~、ベンチに座っていた陽渚が黒岩部長を目撃する鶴木山集落センター。センター前には停留所(鶴木山バス停)があってバス(ふれあいツクールバス)も止まります。



※劇中で、この後ていぼう釣りをしている陽渚や夏海の後方背景に、たびたび見える赤い三角屋根のかわいらしい中央の建物がこれです。

・部室前ていぼうロング
 #01~、陽渚が黒岩部長と初めて会ったていぼう。OP、EDにも登場します。大野先輩はこの上でアジゴの揚げ物をしてたりするのがすごい。途中、何箇所かにかけられた梯子で、ていぼう上段と下段を移動できますが、ワイルドな構造なので注意して昇降しましょう。先端から正面方向、遠めにある赤い山型屋根の大きい工場っぽいのは「みやもと海産物」の建物。同じ赤い屋根ですが、前述の鶴木山集落センターとは別です。

Google Mapの航空写真で見ればわかりやすいのですが、部室前ていぼうには、部室のすぐ前にあるカーブしてる「ショートていぼう」(少し間を空けた延長線上に、鶴木山集落センターまで続くていぼうがある)と、その外側(海側)にある折れて屈曲している「ロングていぼう」があります。



















・佐敷城跡
 #01、芦北町の俯瞰カット。佐敷城跡の高台の一番上まで登った所から見た構図で、眼下に佐敷駅や芦北大橋などが広がる絶景です。結構な勾配の後、石階段を昇ることになるので、気合を入れていきましょう。

・ていぼう部部室
 #01~、ていぼう部部室モデルの小屋。実際に地元の漁師さんが使われているそうです。屋根のヒサシやテーブルなどはなかったり、隣の木との距離も劇中よりちょっと離れているかな。学校からだと結構距離があります。撮影している時に地元の人に「何してるのか」と聞かれたので、ていぼう日誌に登場していることを話しました。








・部室前ていぼうショート
 #01~、陽渚が夏海と出会う(実際には再会)部室前ていぼう。前述した「ショートていぼう」の方です。夏海が隠れる夷像は風化・浸食して原型を留めていないので、隣のていぼう(鶴木山集落センター側)にあった同型と思われるモノを撮影。アオサギ先輩は計石公民館先の岸壁に居たのを撮影しました。











・芦北大橋
 OP、ED、#01、#02「リールとキャスティング」、#12「これから…」などで登場する斜めに張られたケーブルの三角形が印象的な斜張橋。OPハローハローハローの1カット目。劇中で橋を渡ることはない(※原作では、この後のエピソードで渡るシーンがあります)のですが、橋への入口前の道が陽渚と夏海の通学路になっています。







・県道56号線(部室までの道)
 OP、陽渚&夏海が自転車で通っている県道56号線。対岸にみやもと海産物の建物(部室前ていぼうから見える赤い山型屋根の建物)が見えます。#12では部長が同じ道を自転車で通ります。


・満崎鮮魚店
 ED の大野先輩カット。大野先輩が手伝いで荷物運びしている実家の魚屋さんです。芦北町ではなく八代市内にある鮮魚店です。原作にもお店全体の外観が登場します。

・白岩踏切
 #02、陽渚&夏海が通る肥薩おれんじ鉄道の踏切。幹線道路に面しているので、通行や信号待ちする車両も多く、撮影タイミングが難しいです。警報機はアレンジor更新されたのかちょっと形状が違います。

・熊元県立 海野高等学校
 #01、#02、#08「テナガエビ」、#11、陽渚たちの通う 海野高等学校のモデルである熊本県立芦北高等学校。リアルでも高校なので、訪問時は迷惑にならないようにしましょう。


・計石郵便局横の道
 #02、陽渚が自転車で通る計石郵便局横の道。このまま道沿いに進むと#06 アジゴ釣りの岸壁の方面に行けます。通学路になっていたり徒歩移動できることから、陽渚の自宅の近所だと思われる。


・県道56号線 鶴ヶ浜海水浴場方面
 #03「マゴチ」、マゴチ釣りに海王丸で向かう際に56号線沿いにある白い祠、道路標識などの構造物。部室から目と鼻の先で、ロングていぼうの付け根あたりから見えます。

・鶴ヶ浜海水浴場
 OP、ED、#03、#11「キス」、#12、ていぼう部がマゴチやキス釣りで訪れる亀ヶ浜海水浴場のモデル。シーズンオフでしたが、海岸は家族連れで賑わってました。山上に見える四角い建物は、熊本県の研修宿泊施設「あしきた青少年の家」。OP ハローハローハローの3カット目は、やや南の道路です。














・鶴ヶ浜海水浴場 海の家
 ED の陽渚&夏海カット。鶴ヶ浜海水浴場にある たこひげ屋が運営している海の家のモデル。原作では、ていぼう部メンバーが(アニメ最終話で話していた)夏合宿の費用を貯めるためにバイトします。

・鶴ヶ浜海水浴場ていぼう
 #03、陽渚と部長の釣りポイントで、陽渚が海に落ちそうになったりする所です。海王丸が到着した階段の下あたりから海に向かって、ていぼうが突き出しており、先の方には消波ブロックがあったりします。









肥薩おれんじ鉄道 佐敷駅
 #04「エギング」、遠征しての買物に行く際に利用する三敷駅のモデル 肥薩おれんじ鉄道 佐敷駅。劇中では、1番線から上りの八代行きに乗りますが、上下線とも1時間に1本程度なので、乗り遅れないようにしましょう。熊本駅まで約1時間半くらい(八代→熊本はJR九州に連絡します)。駅から電車に乗る件は、アニメで追加されたシーンですね。






肥薩おれんじ鉄道 車内
 #04、肥薩おれんじ鉄道 列車内。劇中で乗っていた車両は赤シートでしたが、残念ながら乗車できたのは青シートだったため、雰囲気だけ再現。赤シート車両が来るまで、何本も待つ余裕がなかったです。まあ、料金表示ボード(バスによくあるヤツ)や扉の位置などは同じなので。





肥薩おれんじ鉄道 海浦駅
 #04、肥薩おれんじ鉄道俯瞰カット。肥薩オレンジロードから見た構図ですが、ちょうど線路と交差する橋の上あたりです。撮影時は通行車両に気を付けましょう。

・山本釣り具センター本店
 #04、熊本市内にある大型釣り具ショップ。熊本駅からだと直通のバスなどがないので、徒歩15分くらいです。訪問時は賑わっており、駐車場に出入りする車も多く見られました。店内は撮影禁止ですが、売り場や階段などの再現率も高かったです。



・野坂の浦 ていぼう
 #04、釣り具屋で購入した新しいジャケットを着てイカ釣りに行く芦北漁港 野坂の浦のていぼう。先端部にはちょっと特徴的な形状の白い灯台があります。


・佐敷川緑地公園
 #05「潮干狩りと顧問」、部長が自転車で通ったり、#07「穴釣り」で陽渚と夏海のテスト前の帰り道として登場する佐敷川緑地公園前の道。





・JAあしきた前 鉄塔
 #05、部長が自転車で通るJAあしきた前の鉄塔。たぶん部長の移動は、佐敷川緑地公園→JAあしきた前→芦北橋(→部室)というルートですね。

・芦北橋
 #05、部長が自転車で通る芦北橋。交通量はそれほど多くないですが、撮影時は車両に注意しましょう。



・てんぐや釣具店
 #06、#11、#12、たこひげやのモデルであるてんぐや釣具店。フォントのサイズがちょっとアレンジされている感じですね。店の道路挟んで向かい側の芦北総合庁舎なども、そこそこ再現されています。









※てんぐや釣具店の店前には放課後ていぼう日誌のキャラクターノボリがあったり、店内には原作者 小坂先生のサイン色紙が飾られていたりして、釣具店だけどグッズや原作コミックスなども充実してます。折角なので、塩せんべいと、グッズを購入しました。

・計石公民館先の岸壁
 #01、陽渚が芦方漁港に行く前に釣り人を見物していた計石公民館先にある岸壁。#06「アジゴ」で、陽渚が一人でアジゴ釣りに来たり、夏海が自転車でやって来たのもココですね。後方のガードレールやフェンスのサイズや位置はややアレンジされている印象。リアルでも釣り人が多く見られました。








・グリルかかし
 #07、#12、夏海の自宅&営業している洋食店モデルであるグリルかかし。芦北町から山を越えた人吉市にあるのですが、劇中のナポリタンに相当する念願のイタリアンスパゲティを食べることができました。残念ながら訪問時は臨時休業のためナポリタンとカツサンドが食べられなかったので、また今度食べに行きたいです。陽渚が食べられなかったハマグリみたいな思いですよ。こちらの地域も先の大雨被害が甚大(橋梁が流されたり、JR肥薩線の駅(友人からくま鉄じゃなくて肥薩線だとつっこみがあった 教えて貰いました)は流木で埋もれたり)で、芦北⇔人吉の直通ルートである山越えの国道219号線は通行止め中(工事車両のみが通行可)となっていました(※2021年6月)。





人吉市ということで、『夏目友人帳』でたびたび通る天狗橋(丸い橋上アーチ構造と長く伸びた桁(鼻に該当)を合わせて天狗の顔に見える赤い橋)も近所にありますが、この天狗橋も水害で岸の道路接続部などに大きいダメージを受けたとのことです(写真は2015年撮影なので、現在のモノではありません)。

セブンイレブン芦北インター店
 #08、遊漁券を購入するコンビニモデルであるセブンイレブン芦北インター店。コンビニの隣の緑色の建物はJAグリーンあしきたです(それで緑色なのか?)。

・佐敷川周辺
 #08、上記のコンビニから川まで歩く道。川の向こうに見える黒っぽい格子っぽい構造のある白い建物は病院、道路沿いの奥に見える緑のテントはJAあしきたらいふサポートセンター。劇中で通ったコースまんまで再現されていますが、川の注意書き標識は同じものを見かけませんでした。



・七瀬橋
 #08、ていぼう部がテナガエビを釣る佐敷川にかかる七瀬橋。実際には、コンクリ護岸がないので橋下部には行けないのですが、テナガエビが隠れていた三角ブロックはあります。夏の水害の影響なのか、河原や橋周辺は漂流物や瓦礫などで荒れ気味で、河原に降りる階段も入口の敷居が閉じられていたりしました。







・芦北町役場前の道
 #11、ていぼう部メンバーが自転車で通る芦北町役場横の道。実際に、てんぐや(たこひげや)から芦北橋を通って、部室経由の鶴ヶ浜海水浴場(亀ヶ浜海水浴場)に向かうルートです。

・計石公民館横
 #12、陽渚と夏海が帰り道で別れる 計石公民館横の横断歩道。子供の頃からの友達が、再会してまた仲良くなるのって良いですね。注意を促す「>>>」標識があります。

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