半分の月がのぼる空 舞台探訪 伊勢にいて良いか

 『半分の月がのぼる空』の舞台探訪(聖地巡礼)に行ってきました。場所は物語のメイン舞台である伊勢市。原作ファンだったので、一度行ってみたいと思っていました。アニメ版は全6話と短かかったですが、その後の話も面白いんですよ。里香が学校に通ったり、バイトしたり…。裕一に手渡した本に書いていた一文の件が二転三転するので、アニメでは勘違いしていたことに衝撃を受けるかも。里香が読んでいる小説の内容やテーマがストーリーに絡んでくる構成で、静かな空気と時間や題材も合わせて素敵な物語でした。僕達はこうやって生きていくんだ。
 お昼は、原作ファンならご存知のまんぷく食堂(原作でのまんぷく亭モデル)で伊勢うどんを食べました(伊勢は初めてだったので、メニューチョイスは完全に観光客モード)。実際に訪問するまでは気にしてなかったのですが、舞台モデルは全て伊勢神宮 外宮周辺なんですね。探訪の後、伊勢神宮 内宮へも参拝に行っています。

【参考サイト】
半分の月がのぼる空 聖地巡礼 [ 加速するweb ]
「半分の月がのぼる空」の舞台へ-三重県伊勢市- [ つればし ]


・JR伊勢市駅
 OP、#01「亜希子さんと少女と芥川龍之介」に登場するJR伊勢市駅。物語の冒頭を飾る印象的な夜明けシーン背景なのですが、改装中(ゲート建設中?)で石灯籠は撤去されているし、全く撮影には向きません。#02「多田コレクションの相続」で、亜希子さんが美沙子さんを拾うタクシー乗り場もたぶんここのはずなのですが…



・旅館 星出舘
 OP、#01に登場する旅館。創業昭和元年で、中庭には水琴窟がある古風な建物が歴史のある街の雰囲気を演出します。


・しんみち商店街
 #01、夜中に裕一が通るアーケード商店街。ここのシャッターは昼間でも閉まっています。

伊勢市立伊勢図書館
 #01、里香のお使いを命じられた裕一が訪れる図書館。中々の再現度です。


・小田橋
 #01、砲台山へ向う里香と裕一がバイクで通る橋。ここから少し右へ行った場所が、後述のすのこ橋撮影ポイント。

・砲台山(虎尾山)
 #01、#06「僕たちの両手は」、物語の重要シーンで登場する砲台山。劇中とは異なり竹林になっており、頂上部には戦役記念碑があります。住宅地の裏手のわかりにくい場所ですが、「半分の月がのぼる空」のファン等が日本全国から集まり、協力して定期的に山の清掃や整備活動を行っているそうです。




・すのこ橋
 #04「一日だけのスクールライフ」、裕一がみゆきに制服を借りる橋。橋上シーンはあまり似ていないのです。


・某三重県立高校
 #04、裕一らの通う学校モデルで、里香を連れて来る某三重県立高校。少し高台にありますが、坂(グランド側)はあまり似てませんね。





※マップは畳んでおきます。

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