坂道のアポロン #11「レフト・アローン Left Alone」

「どこ行く気だ、こんな朝早くから」、千太郎を止めに来た薫。「どけ」「どくか馬鹿」「どいたらもう帰ってこないつもりだろ」「怖がってたら何も良い事ないなんて言ったのはどこのどいつだよ」、流血しながらの説得は強い。父親と和解しているのもポイントで、出て行ったら実現しなかったシーンである。文化祭は親父さんや律子を巻き込んで絶対に負けられない戦いがある。ところがどっこい、前夜の事件はすごい落とし方。「つれていくなら幸子じゃのーて、俺にしとくれんですか?」「泣いて良いんだ千。今までよく一人で耐えてきたな」、いつかの学校のような屋上シーンだけど、涙を流す場面と、さっちゃんが意識を回復する件は普通に泣けます。千太郎は帰ってきて欲しい。