君と僕。 #6「りんごのとなり」

「同じジュースでも缶とコップだと味が違う気がする」、冒頭とラストの締めに使われるこの文句は深い。高橋(茅野愛衣)に告白される悠太(内山昂輝)。「地味ですみません」「何で? 良いじゃん、ちゃんと好きなことがあって」、本好き高橋さんのことをちゃんと見ている悠太は、出会いのシーンも含めて良い奴だ。「無理に頑張って離れなくても、嫌いじゃなきゃ一緒に居て良いと思うよ」、グループで下に見られている高橋がフラれると思って嗾けられたことなど、ちょっと切ないね。電車で横に座っているようなイメージカットも印象に残る。余談ですが、缶も紙容器も内面塗装やラミネート加工などがされているので、濃い味のものは吸着等で多少変化します。