大正野球娘。 #12「土と埃にまみれます」【終】

「どうやら向こうは魔球を見極める方法を見つけたようね」、逆転を許して追う試合展開。だまし戦法とか、この辺の駆け引きは『ワンナウツ』を彷彿させて楽しい。「私達が男子と試合できるのはこれが最後かもしれないのよ」、晶子の意地で始まった活動だけど、怪我を押して試合に臨む雪や環の野球への思いを再燃させ、皆の夢になってる。巴ホームランは出来すぎだけど、晶子は小梅が捕球不能な魔球に拘ったり最後の打席で長打を放ったり、小梅が突っ込んでホームでのクロスプレーになるラストなど、各メンバーの見せ場があったのも良い。「全力を尽くした末の結果です」、試合には敗れたけど、小梅は父親と和解し、三郎との関係も上々。えーと、晶子家は大丈夫なのか?